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山とかトレランとか

干し牡蠣

以前広島駅に行った時に干した牡蠣を売っていて、美味しかったのでまた買おうと思ったら、広島空港には売っていなかった。東京のアンテナショップにもないので、意外と買えない。

前買ったやつ→https://youpouch.com/2019/01/02/548931/

なので、自分で作ることにした。

干し網はダイソーで200円で売っていた。セリアも探したがなかった。百均は商品の入れ替わりが激しいので話題になったものでもすぐになくなりがち。牡蠣は近所のスーパーで購入。

よくわからないが、しっかり目に茹でてから干してみる。

翌日

黒くなってきた

一見こうもりのような干し牡蠣

干したのはだいたい3日。味は、前に食べたものより塩味が薄かった。塩茹でにしたほうが良いのかな?ちゃんと茹でたので、お腹は壊さなかった。

四国山地

yamap.com

一泊二日で四国山地石鎚山から笹ヶ峰まで歩いた。1日目に石鎚山から土小屋、2日目に土小屋から笹ヶ峰まで。


1日目

石鎚山は標高1982mで西日本最高峰、愛媛と高知の県境にある。途中鎖場が4つあって、どれもスタンスが少ない急な崖を登るので、鎖の輪っかや、三角形の形の鎖に足を乗せることが推奨されているらしい。天気の良い日だったので当然のように渋滞していたが、意地で全部登った。鎖がしっかりしてるので、鎖を使えば難しくない。

最後の鎖を上り切ると神社があり、石鎚山の標識が掲げてあって1982Mと書いてあったのでそこが最高地点かと思いきや、そうではなく少し離れた天狗岳というところが最高地点。神社のあるところは弥山という名前で、弥山から天狗岳までは両側の切れ落ちた岩場を通過する必要があり危険。山と高原地図では破線ルートになっている。

天狗岳からそのまま東に進んで土小屋まで行くルート(東陵ルート)があるようで、進んでみたが、岩場に阻まれて道が見つからなかったのでやめた。あとで調べると登りで使っている人はいるものの、下りで使っている人はいなかった。山と高原地図では破線すらない完全なバリエーションルート扱いなので、初めて、しかもソロで行くルートではない。

今回は使わなかったが、弥山より南西の稜線も良い眺めだった。

その日は国民宿舎石鎚に泊まった。夕食時にNHKにっぽん百名山石鎚山の回をテレビで流していて、天才だと思った。全員が見ていた。



2日目

翌日は5時から活動開始。

  • 土小屋〜山荘しらさ
    • アップダウンの少ない稜線なので、トレラン用に整備したのかと思うくらいに歩きやすい箇所が多いが、崩壊箇所を避けて歩くところもありそんなに簡単ではない。すぐそばを車道が通っているので、車のエンジン音も聞こえてきて、嫌な人は嫌だろう。伊吹山手前の笹原が見事。
  • 山荘しらさ〜瓶ヶ森
    • 途中に子持権現というピークがあり、超巨大な岩なので、すごい。見るからに難しそうだったので行かなかったが、石鎚山よりも断然難しい鎖場とのこと。YAMAPだと登ったカウントになってしまうのがなんとかならないかな・・。瓶ヶ森は下から登るルートと上から登るルートの2つがあって、すごく悩んで、笹原を見ようと思って下から歩き始めたが、ふと上を見ると非常に良さそうな稜線が目に入ったので、結局引き返して上から登った。
  • 瓶ヶ森〜東黒森
    • 瓶ヶ森を下りると一旦車道に出るがまた山道に戻る。で、この山道の入ってすぐ道がわからなくなり、ちょっとうろうろして、笹藪に道が隠れていることが分かった。これ本当に一般登山道なのか、と非常に疑わしくなる道で、それが延々続く。さらに南側からの強風が直撃(遮るものがないので)するので、体力も削られる。ダメ押しは最後の頂上への登りで、かなりの急登と狭い道、ようやく登ってみても山頂は大して見るものもない、ということで、この縦走考える人は、西黒森は登らないでも良いのではないか。この笹薮&強風のコンボはその後もしばらく続いた。
  • 東黒森〜笹ヶ峰
    • 伊予富士と笹ヶ峰は200名山にも入っている山で、石鎚山ほどではないけど人はたくさん入っていた。寒風山あたりで空腹が耐え難くなり、笹ヶ峰まで先に行くつもりだったが、やめて笹ヶ峰から下山することにした。稜線は相変わらず美しい。
  • 笹ヶ峰〜下津池
    • 笹ヶ峰から丸山荘を経由してひたすら林道歩き。体感で、雲取山の後山林道くらいの距離がある。下津池からはタクシーを呼んで伊予西条に帰還。

伊吹山手前の笹原
子持権現
振り返れば石鎚
笹薮で登山道が見えない
こんなところのツーリング最高だろうな・・
林道を歩くときは地図を見る頻度が上がる
林道終わって最後、止呂峡の絶景

高尾ラウンド

https://yamap.com/activities/22781726

以前ジョギングだけをしていた頃は何度やっても6時間を切れなかったけど、最近インターバルとか坂道走とか真面目にロードの練習を始めたら、いきなり5:20。。

気温は低すぎず高すぎず風もなく、なぜか人も少なめでコンディションが良かったというのも多少あるかもしれないけど。

トレランはキツすぎるので、練習としてやるのには向いてないかもしれない。

ランニング雑記

知り合いに譲ってもらったGarminを1年近く使っていたが、充電ができなくなったりボタンの効きが悪くなったりで、充電についてはケーブルを替えたりしたものの結局直らなかったので、新しく買うことにした。他の機種を試すのが面倒だったので同じGarminで、最近のモデルのforerunnner 255を購入。操作は複雑だが軽くてGPSの精度も良いので特に不満がない。

ダニエルズのランニングフォーミュラを読み始めて、VDOTとか、強度ごとの練習メニューなどについて知って、クルーズインターバルを試してみている。ランニングを始めた時に読んだのは小出監督の本で、それはそこまで理論的なことは書いていないが、運動にメリハリをつけると良いということは書いてあって、たとえば電柱の間を全力疾走してみようとかそれくらいの記述で、特に興味が持てなくて練習についてはずっと距離とペースくらいしか気にしていなかった。漫然と練習するのは良くないのでメニューを作ろうと書いてあったが、結局メニューを作ってもそれ通りに練習できず漫然と練習してしまっていた。ただ、坂道走を始めてからは練習の強度について興味が湧いて、体に与えるストレスの種類をいろいろ変えてみることがなんだか良さそうだということをぼんやり考え始めていたので、食わず嫌いだったインターバル練習のようなこともやってみようというのが最近の気持ちだった。

Garminだと特定のペースで1kmと1分の休憩を6回繰り返す、というような練習メニューを作ることができて、デバイス上で今どのステップなのかを教えてくれたり、ペースが遅すぎたり早すぎたりすると警告を出してくれるので、一人でも凝った練習がやりやすい。というわけで、しばらくTペースでのインターバル練習をしている。まだRペースは試していないし、Tペースでも練習のメニューはいくらでも作れるので、やることに目移りしている状態。ただランニングの時間を作るのが相変わらず難しい。

週末にハーフマラソンに出て、大したタイムではないが目標のタイムを達成することができた。年内の目標はサブ4を考えているけど、できるかどうか分からない。ランニングの目標については、趣味の程度であれば大会に出る日には結果はほぼ決まっているようなもので、それまでの練習の組み方次第なのかなと思ったりする。もし練習メニューを考えてそれに沿って自分がどこまで到達できるかが予測できてしまったら、ランニングに興味を失ってしまうかもしれない。今は、どういう練習をすれば自分の体がどう変化するか試行錯誤の段階で、これが結構面白くて、はまっている。

ITJ 70k 2022

12月に伊豆で行われたトレイルランの大会。70kmは初めてで不安も大きかったが、無事完走できた。遅いので記録とかはなし。もっと早くなりたい。。

良かったこと

  • 天気が良かった
  • 伊豆が良かった
  • 完走できた
  • 宿で同泊の人の話が面白かった

よくなかったこと

  • 渋滞した
  • 宿が取りにくかった

写真

大会前日、松崎の港。この後猫にたかられた。

3ウェーブの最後でスタート。大量のランナーたち。

午前中は雲が多くて、富士山もずっとは見えなかった。

伊豆山稜線歩道。風が強いが、素晴らしい景色。

夕暮れに染まる。ため息。

坂道走

ITJの事前セミナーというのが去年10月終わりくらいにあって、有名なトレイルランナーの鏑木さんが、ITJを完走するために必要な練習について解説していた。それによると、坂道走、峠走、距離走、トレイルランの4種類をやると良いとのことで、自分は普通のジョギングとトレイルランくらいしかやったことがなく、試しに坂道走をやってみたら、非常に良かった。

坂道走はその名の通りに坂道を走る練習で、短い坂道をなるべく全力で複数回往復する。坂道によって条件は異なるが、初心者は10分、中級者は15分、上級者でも20分の練習で良いらしい。次の3つの点が良いと思った。

1. 1回のスプリントが短いので、全力を出しやすいこと
2. 短い時間でできること
3. 登りを走るイメージができたこと

まず、1回ごとの距離が短いので、後のことを考えずに毎回の登りで全力を出すことが心理的にも容易である。自分はジョギングするときに欲張って長い距離を走ろうとしてしまい、さらに後半失速して走れなくなるのが嫌なので、結局最初から最後まで全力を出すことができなかった。限界ギリギリの全力を出さないと体力はつかないということがなんとなくわかってきていたので、その点がまず良い。

次に、実際的な利点として、短い時間でも効果がある。足が遅いので長距離なんかすると時間がかかってしまって、とても平日にはできない。平日の練習として坂道走は適している。

最後の登りを走るイメージについて、自分が初めてトレイルランをやった時、登りでも走るものだと思って、普通の登山の経験しかない状態からとりあえず山道を走ってみたら、すぐに息が上がり心拍数が急上昇して足に乳酸が猛烈に溜まる感覚に襲われてしまい、それがトラウマになって以後登りで走ることはほとんどなくなってしまった。もちろん急登で走れない道もあるが、緩やかな登りであれば走れるようになりたいし、とにかく登りの攻め方が分かっていなかった、ということが坂道走をやって認識できた。

まぁこれでなんとか人並みに走れるようになれば、という気持ち。