知り合いに譲ってもらったGarminを1年近く使っていたが、充電ができなくなったりボタンの効きが悪くなったりで、充電についてはケーブルを替えたりしたものの結局直らなかったので、新しく買うことにした。他の機種を試すのが面倒だったので同じGarminで、最近のモデルのforerunnner 255を購入。操作は複雑だが軽くてGPSの精度も良いので特に不満がない。
ダニエルズのランニングフォーミュラを読み始めて、VDOTとか、強度ごとの練習メニューなどについて知って、クルーズインターバルを試してみている。ランニングを始めた時に読んだのは小出監督の本で、それはそこまで理論的なことは書いていないが、運動にメリハリをつけると良いということは書いてあって、たとえば電柱の間を全力疾走してみようとかそれくらいの記述で、特に興味が持てなくて練習についてはずっと距離とペースくらいしか気にしていなかった。漫然と練習するのは良くないのでメニューを作ろうと書いてあったが、結局メニューを作ってもそれ通りに練習できず漫然と練習してしまっていた。ただ、坂道走を始めてからは練習の強度について興味が湧いて、体に与えるストレスの種類をいろいろ変えてみることがなんだか良さそうだということをぼんやり考え始めていたので、食わず嫌いだったインターバル練習のようなこともやってみようというのが最近の気持ちだった。
Garminだと特定のペースで1kmと1分の休憩を6回繰り返す、というような練習メニューを作ることができて、デバイス上で今どのステップなのかを教えてくれたり、ペースが遅すぎたり早すぎたりすると警告を出してくれるので、一人でも凝った練習がやりやすい。というわけで、しばらくTペースでのインターバル練習をしている。まだRペースは試していないし、Tペースでも練習のメニューはいくらでも作れるので、やることに目移りしている状態。ただランニングの時間を作るのが相変わらず難しい。
週末にハーフマラソンに出て、大したタイムではないが目標のタイムを達成することができた。年内の目標はサブ4を考えているけど、できるかどうか分からない。ランニングの目標については、趣味の程度であれば大会に出る日には結果はほぼ決まっているようなもので、それまでの練習の組み方次第なのかなと思ったりする。もし練習メニューを考えてそれに沿って自分がどこまで到達できるかが予測できてしまったら、ランニングに興味を失ってしまうかもしれない。今は、どういう練習をすれば自分の体がどう変化するか試行錯誤の段階で、これが結構面白くて、はまっている。