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山とかトレランとか

アート展示 2021

「輝板膜タペータム」落合多武

https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/210122/

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各国の祝日を書き連ねた作品が良かった。世界のどこでも、独立を勝ち取った日は大体記念日になる。人々の静かな熱狂と歴史を感じる。

他の誰かの家族アルバムをめくること、いいかえれば、写っている当人たちにとっては強烈な感情的意味をもつものでありながら、じぶんにとっては無である瞬間を目にすることは必然的に、じぶんじしんの人生においてもっとも意味深い時間について反省することを意味するものであり、冷静かつ力強く心を打つものである、ある種の距離を獲得することを意味する。 - マーク・フィッシャー

千葉雅也個展

https://www.operacity.jp/ag/exh236/

complex665的な

マーク・マンダースの不在

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mark-manders/

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物事の欠如が反語的にその何かの存在を強く感じさせる。

ライゾマティクス_マルティプレックス

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/

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よく覚えてない

ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-

https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/441.html

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花の形を模したハンマーで車の窓ガラスを次々にぶち破っていく映像作品が素晴らしかった。分かりやすく女性の解放をテーマとしているが、こんなにもゆったりとして構えない、弛緩したフェミニズムに感動する。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト

https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00202

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覚えてない

「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展

https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/210813/

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子供の頃、コイルのポケモンカードで色合いが嫌いな奴があったのを思い出した。

加藤翼 縄張りと島

https://www.operacity.jp/ag/exh241/

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感染症が広まった世界での、他者との触れられなさ、その距離へのもどかしさの表現が良かった。

ルネ・ラリック リミックス

https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/210626-0905_ReneLaliqueRemix.html

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真摯な職人芸を感じた。アールデコとして気取ってるのではなくて、先にこの作品があってアールデコなんだなと。

MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-annual-2021/

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「すべてが荒れ果てているこの場所で唯一残されているのは、過ぎ去ったことの痕跡です。その宙ずりになった時間と果てしない回転は、未解決のまま沈黙する国家の記憶を示しています。」

横須賀美術館

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行ったことがなかったので行った。谷内六郎の絵は結構良かったと思う。

クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/christian-marclay/

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感想ない

ユージーンスタジオ 新しい海

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/the-eugene-studio/

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確かに全体的にキューブリックっぽい

池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/akikoikeuchi.html

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絹糸を垂らした作品。時間をかけて眺めていると、観覧者が起こすかすかな風によって糸が大きく揺れ動き、それと光の加減によって糸が見えたり見えなかったりする。屋内の展示だが、周囲の影響を大きく受けて、それが自然を感じさせる。繊細で、日本的だと思った。

房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+

https://ichihara-artmix.jp/

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旧家なのか分からないが、庭付きの大きな家の家財道具全てを家から出して、庭に展示、またその作業の様子をビデオでおさめ、がらんどうになった家の中で展示する作品が良かった。引っ越しの前後の空虚さを、何倍ものスケールで感じさせてくれる。

他の誰かの家族アルバムをめくること、いいかえれば、写っている当人たちにとっては強烈な感情的意味をもつものでありながら、じぶんにとっては無である瞬間を目にすることは必然的に、じぶんじしんの人生においてもっとも意味深い時間について反省することを意味するものであり、冷静かつ力強く心を打つものである、ある種の距離を獲得することを意味する。 - マーク・フィッシャー

なんとなく、またこの文章を思い出してしまう。物事の不在が逆説的に家の歴史を感じさせるという意味では、マーク・マンダースだったかもしれない。